日本女子大学(東京都文京区/学長:篠原聡子)が主催する第19回「平塚らいてう賞」において、代表の濵田が奨励を受賞いたしました。
「平塚らいてう賞」は、男女共同参画社会の実現や女性解放を通じた世界平和の実現に寄与する研究・活動に光を当てるとともに、その理念を次世代へ継承していくことを目的として設立された賞です。
■第19回「平塚らいてう賞」選考委員発表コメント
第19回受賞者の選考にあたり、私どもは候補者の業績を広く、世界の女性のさらなる解放、問題の解決、平和問題や地域社会への公正な目配りと着実な行動の継続という観点から論議し、以下の業績に対して各々「顕彰」「奨励」に値するとの結論に達しました。
ご業績の特色や褒賞に値する観点は下記の通りです。
[奨励]
濵田真里 氏(お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科ジェンダー学際研究専攻博士後期課程)
研究・活動テーマ:「政治分野におけるハラスメントの実態と構造分析」
受賞理由:
濵田真里氏は、政治分野のハラスメントを大学院で研究する中で、女性議員を増やすためには女性議員を支援する人を増やしていくこと、特に議員に対するハラスメントをなくしていくことが必要であると考え、支援団体である「Stand by Women」を設立された。そこでは女性議員や候補者の相談にのることで相談者をエンパワーするだけではなく、サポートに関わる女性たちが政治家になることを自分のキャリアの選択肢として考えるようになるという連鎖を生み出している。
女性の政治への参画は、平塚らいてうが市川房枝らと設立した「新婦人協会」の主要な活動目標であり、らいてうの理念を受け継ぐ業績であり、奨励賞にふさわしいとの意見で選考委員全員が一致した。
日本では史上初の女性総理大臣が誕生したことで、女性の政治参画をめぐる議論は新しい段階を迎えた。女性議員が女性の直面する諸課題をどう変えていけるのか、指標が見えるような今後の活動に期待したい。